メインコンテンツへスキップ
newsify - テクノロジーニュースサイトのロゴ
シリコンバレーの最前線を、確かなソースで。

記事

Meta、プレビュー版の動画生成AI Muse Video、画像生成AI Muse Image(ミューズ・イメージ)の提供を開始

Meta、プレビュー版の動画生成AI Muse Video、画像生成AI Muse Image(ミューズ・イメージ)の提供を開始

Metaは2026年7月7日、社内の新組織Meta Superintelligence Labs(MSL)が開発した初のメディア生成モデルとして、画像生成AI「Muse Image(ミューズ・イメージ)」を正式提供し、動画生成AI「Muse Video」を先行プレビューとして公開した。Muse ImageはすでにMeta AIアプリ・Instagram・WhatsAppで使え、Muse Videoは音声を同時生成する能力を見せつつ一般提供は「近日」とされる。無料の入口から広告クリエイティブへとつなぐ設計、Instagram写真を巡るプライバシー論争、そして年間最大1,450億ドル(約23兆円)

核融合スタートアップ、Helical Fusion(ヘリカルフュージョン) 。代表、田口 昂哉(たぐち たかや)

核融合スタートアップ、Helical Fusion(ヘリカルフュージョン) 。代表、田口 昂哉(たぐち たかや)

Helical Fusion(ヘリカルフュージョン)は、核融合科学研究所(NIFS)発の日本のスタートアップで、「ねじれたコイル」で磁場を作るヘリカル型(ステラレータ/ヘリオトロン型)の核融合炉で2030年代の実用発電を狙う。トカマク型と違ってプラズマに巨大な電流を流さず、24時間365日の定常運転に本質的に向く点を最大の武器とする。2026年4月にシリーズBの1stクローズで約27億円を調達し累計約98億円に達したほか、ニチアス・長谷虎グループ・瀬野汽船に続き2026年7月には準大手ゼネコンの安藤ハザマが「公式パートナー」として発電初号機の建設で基本合意した。個人投資家向けの「個別銘柄ファン

日本のロケットベンチャー特集

日本のロケットベンチャー特集

日本の民間ロケット開発は2026年に入り、資金調達と挫折が同時に噴き出す転換点を迎えた。インターステラテクノロジズがトヨタ系のウーブン・バイ・トヨタを筆頭に総額201億円のシリーズFを完了して国内未上場の宇宙スタートアップとして最大の調達額に達する一方、スペースワンの「カイロス」3号機は3度目の打ち上げ中断に終わり、有翼機を開発してきたSPACE WALKERは1月に破産した。本稿は、各社のサービスと技術を具体例から噛み砕いたうえで、1社1章で特徴と課題を整理し、シリコンバレーのVCや宇宙専門家、海外メディアが日本勢をどう見ているか、そして2026年から2030年にかけて何が「計測ポイント」に

AIガバナンスとMicrosoft Copilot Studio

AIガバナンスとMicrosoft Copilot Studio

Fortune 500の9割が利用するローコードAIエージェント基盤「Microsoft Copilot Studio」は、GPT-5系やClaude Opus 4.8などのマルチモデル化と自律エージェント化を急速に進める一方、従業員の約3割が非公認AIを業務利用するという「野良エージェント」リスクも顕在化させた。本記事はサービスの全体像と料金体系から説き起こし、Azure AI Foundry(現Microsoft Foundry)との役割分担、Claude Codeによるコードファースト開発、環境分離・DLP・監視・Purview統合という統制の各論までを一次情報で検証。日本のコンサル・S

フジクラ(5803)とアンリツ(6754)が進める次世代光通信を支える弱結合型マルチコア光ファイバの研究

フジクラ(5803)とアンリツ(6754)が進める次世代光通信を支える弱結合型マルチコア光ファイバの研究

生成AIの爆発的普及でデータセンターの通信容量が逼迫するなか、1本のガラスの中に複数の光の通り道(コア)を通す「マルチコア光ファイバ(MCF)」が次世代インフラの本命として急浮上している。光ファイバを「作る側」のフジクラ(5803)と、その品質を「測る側」のアンリツ(6754)は2025年6月、実用化の最有力候補である弱結合型4コアファイバについて、コア間の信号漏れ(クロストーク)を4つの測定方式で比較し結果が一致することを確認、OECC 2025で共同発表した。本稿は両社の生い立ちから現在の事業・強み・課題、そして世界の競争地図とVC・投資家の視点までを統合し、「なぜこの地味な研究がAI相場

富士通、Transformerの最大475倍。GPUを効率的に扱うLLMアーキテクチャ、PHOTON発表

富士通、Transformerの最大475倍。GPUを効率的に扱うLLMアーキテクチャ、PHOTON発表

富士通は2026年6月24日、大規模言語モデル(LLM)を少ないGPUで動かす新アーキテクチャ「PHOTON」を発表した。現在主流のTransformerが苦手とする「長い文章」と「多数の同時クエリ」の場面で、GPU1基あたりの出力トークン数(スループット)を最大475倍に高めるという。基となる論文はarXivに公開済みで、7月2日から米サンディエゴで開かれる自然言語処理のトップ会議ACL 2026の口頭発表に採択されている。本稿は、推論コストの経済性を投資判断の中心に据えるシリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC)のレンズからこの成果を読み解き、「475倍」という数字の正確な中身、test

品川大規模再開発、TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)、都市OS ✕ 鉄道OS、デジタルツイン。JR東(9020)、京急(9006)、大林組(1802)、鉄建建設(1815)、西武HD(9024)、東京都競馬(9672)

品川大規模再開発、TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)、都市OS ✕ 鉄道OS、デジタルツイン。JR東(9020)、京急(9006)、大林組(1802)、鉄建建設(1815)、西武HD(9024)、東京都競馬(9672)

2026年3月28日、JR東日本が総事業費約6,100億円を投じた「TAKANAWA GATEWAY CITY」がグランドオープンした。街の本質は超高層ビル群ではなく、KDDIの「都市OS」とJR東日本の「鉄道OS」を接続し、Suicaと改札という他のデベロッパーが持ち得ないデータを都市運営に流し込む設計にある。だがリニアの品川開業は2036年以降、南北線延伸は2030年代半ばで、街は完成より10年早く開いた。JR東(9020)、京急(9006)、大林組(1802)、鉄建建設(1815)、西武HD(9024)、東京都競馬(9672)が、それぞれ異なるレバレッジでこの賭けに乗っている。

ランド&エクスパンド戦略とは

ランド&エクスパンド戦略とは

ランド&エクスパンド(Land & Expand)は、まず小さく安価な契約で顧客企業に「入り込み(Land)」、価値を実証してから同じ顧客の中で席数・機能・部門・製品を広げて売上を「拡大(Expand)」させるSaaSの成長戦略である。その成否を測る通信簿がネット・レベニュー・リテンション(NRR)で、Slackは上場時に143%、Zoomは上場前後に140%前後、Atlassianはクラウドで120%(FY2025)を記録し、営業組織を持たないフライホイールや40分の無料上限といった具体的な仕掛けで既存顧客からの増収を積み上げてきた。日本ではSmartHRが労務管理を入り口にタレントマネジメ

先進的なスマートシティ、TOYOTA Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)

先進的なスマートシティ、TOYOTA Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)

トヨタ自動車と子会社ウーブン・バイ・トヨタが静岡県裾野市の旧・東富士工場跡地に建設した実証都市「Toyota Woven City」が、2025年9月25日に第1期エリアを開業した。網の目状に織り込まれた3種類の道路と地下物流網を骨格に、「モビリティのテストコース」として日清食品・ENEOS・NTTなど異業種と「カケザン(掛け算)」の実証を進める。2026年半ばには約100人の住民「ウィーバーズ」が暮らし始めた同プロジェクトの全体像を、コンセプトから各協業の中身、そしてVC・アナリストが見る事業性の現在地まで多角的に読み解く。

CDN(Contents Delivery Network)、Cloudflare、Amazon CloudFront、Akamai、Fastly、J-Stream CDNext

CDN(Contents Delivery Network)、Cloudflare、Amazon CloudFront、Akamai、Fastly、J-Stream CDNext

CDN(Contents Delivery Network=コンテンツ配信網)は、世界中に分散したサーバーで「利用者に一番近い場所」からデータを届け、待ち時間と原本サーバーの負荷を消すインフラである。1998年にアカマイが発明したこの仕組みは、いまや単なる配信網ではなく、セキュリティとエッジ計算を束ねた「エッジ・プラットフォーム」へと姿を変えた。本稿では、Cloudflare、Amazon CloudFront、Akamai、Fastly、そして国産のJ-Stream CDNextという5つのサービスを、その仕組みと使い方から強みと課題まで具体的に解説する。そのうえで、AIの推論トラフィックが

画像処理OSS、Real-ESRGAN。AI超解像度技術、アップスケーリング、ノイズ除去

画像処理OSS、Real-ESRGAN。AI超解像度技術、アップスケーリング、ノイズ除去

Real-ESRGAN は、低解像度・劣化した画像や映像を機械学習で「拡大しつつ復元」するオープンソースソフトウェア(OSS)であり、Stable Diffusion 系の画像生成ツールから古写真・アニメの修復まで、AI 超解像度(Super-Resolution)の事実上の標準部品として世界中で使われている。本稿では、そもそも AI 超解像度とは何かという基礎から、Real-ESRGAN の出自(Tencent ARC Lab 発の研究)、技術の中身、具体的な導入方法と機能、アニメ向けモデルの使い分けまでを順を追って解説する。そのうえで、GAN から拡散モデルへと移りつつある超解像の最前線、

超大型の世界的な成長局面、半導体スーパーサイクルとは。その仕組みとリスク

超大型の世界的な成長局面、半導体スーパーサイクルとは。その仕組みとリスク

生成AIの計算需要を燃料に、半導体市場は2026年に史上初めて年間1兆ドル(約160兆円)を超える「スーパーサイクル」に入った。IDCは2026年の半導体売上を1兆2,900億ドル(約206兆円)、うちAI向けチップだけで約5,000億ドル(約80兆円)と、業界史上初めてAIが売上の過半を占めると予測する。本稿ではまず、このスーパーサイクルが何を指し、誰が何を作り誰が資金を出しているのかを具体例で概観したうえで、従来の「シリコンサイクル」との決定的な違い、バブル論争、地政学リスク、AIのコモディティー化、そして世界的な経済格差の拡大という五つの論点を、シリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC

半導体の回路設計・EDA(電子設計自動化)ツールのBig 3 Synopsys(シノプシス)、Cadence(ケイデンス)、Siemens(シーメンス)

半導体の回路設計・EDA(電子設計自動化)ツールのBig 3 Synopsys(シノプシス)、Cadence(ケイデンス)、Siemens(シーメンス)

一枚に数百億個ものトランジスタを載せる現代の半導体は、EDA(電子設計自動化)と呼ばれるソフト群なしには一片も設計できない。この「見えない土台」を米Synopsys・米Cadence・独Siemens EDAの3社が寡占し、狭義のEDA市場(2025年で約110億ドル=約1.8兆円)だけで7割強、先端チップの必須工程では実質ほぼ100%を握る。2025年5〜7月、米国が対中EDA販売を一時停止させ約6週間で撤回した「キルスイッチの実演」は、この産業が半導体供給網の最上流の栓であることを世界に示した。本稿は、EDAとは何かをかみ砕いたうえで、日本の構造的弱点、Big3各社の最新戦略、対中規制と中

AI・GPU特化のクラウドサービス、ネオクラウド。米国のCoreWeave、Lamda Labs、オランダのNebius Group、Meta、さくらインターネット、GMOインターネットグループ、ソフトバンクGなど

AI・GPU特化のクラウドサービス、ネオクラウド。米国のCoreWeave、Lamda Labs、オランダのNebius Group、Meta、さくらインターネット、GMOインターネットグループ、ソフトバンクGなど

生成AIの計算需要が爆発する中、NVIDIAのGPUをひたすら貸し出すことに特化した「ネオクラウド(neocloud)」という新種のクラウド事業者が急成長している。米CoreWeaveは暗号資産マイニングから転身し、2025年3月のIPOを経て時価総額約450億ドル(約6.9兆円)、受注残高は約994億ドル(約15.4兆円)に達した。米Lambda、旧ロシアYandex系のオランダNebius Group、そして自社用に史上最大級のデータセンターを建てるMeta、国策で挑むさくらインターネットとGMOインターネットグループ、Stargateを主導するソフトバンクグループまで、プレイヤーは世界に