メインコンテンツへスキップ
newsify - テクノロジーニュースサイトのロゴ
シリコンバレーの最前線を、確かなソースで。

半導体製造・装置

半導体を作る装置と工程。露光・成膜・エッチング・洗浄・検査、ウェハ。東京エレクトロン、レーザーテック、ASML、信越化学、SUMCO など。

6

世界2位の装置メーカー、東京エレクトロン(8035)。AI向け設備投資が牽引し、上期経常利益を4,640億円へ上方修正

世界2位の装置メーカー、東京エレクトロン(8035)。AI向け設備投資が牽引し、上期経常利益を4,640億円へ上方修正

東京エレクトロンが2026年7月30日、4〜9月期の連結経常利益予想を4,370億円から4,640億円へ引き上げた。AIデータセンター向けの半導体設備投資が想定を超えて加速し、顧客から納期前倒しと追加購入の要請が続いているためだ。通期の営業利益1兆円が視野に入る一方、株価は7月初めの上場来高値から3割超下げたままで、9割のシェアを持つ会社がなぜ営業利益率35%に届かないのかという古い問いが、あらためて投資家に突きつけられている。

レーザーテック(6920)、EUVマスク検査で事実上の独占

レーザーテック(6920)、EUVマスク検査で事実上の独占

最先端AI半導体の「原版」であるEUVマスクを、露光と同じ13.5ナノメートルの光で覗ける検査装置をつくれるのは、世界でレーザーテック一社だけである。2026年6月期の受注は前期の2.3倍に急回復したが、決算翌日の株価は13%下げ、6月の上場来高値からは4割が消えた。独占企業の株価が乱高下する理由を、顧客3社への集中とHigh-NAをめぐる分岐から読み解く。

インターアクション、CMOSイメージセンサーの検査用光源装置で世界70%以上のシェア。創業者 木地 英雄

インターアクション、CMOSイメージセンサーの検査用光源装置で世界70%以上のシェア。創業者 木地 英雄

横浜に本社を置くインターアクション(東証プライム・7725)は、CMOSイメージセンサの検査工程で使う光源装置において世界トップシェアを握る。スマートフォン用カメラ検査光源という100億円規模の超ニッチ市場で70%以上、イメージセンサ主要メーカーの顧客ベースでは75%以上をカバーするとされる。2026年5月期は国内顧客の設備投資一巡で売上高48億2,200万円(前期比27.7%減)と大きく落ち込んだが、2026年4月に社史上最大となる22億7,800万円の大口受注を獲得し、2027年5月期は売上高72億1,200万円・営業利益15億9,900万円への急回復を見込む。創業者・木地英雄は2025年

ASML、最先端の半導体を作るのに不可欠なEUV(極端紫外線)露光装置

ASML、最先端の半導体を作るのに不可欠なEUV(極端紫外線)露光装置

NVIDIAやAppleの最先端AIチップは、例外なくオランダの一社が作る「EUV(極端紫外線)露光装置」を通って生まれる。その唯一のメーカーがASMLだ。同社の時価総額は2026年6月に一時7,000億ドル(約110兆円)に迫り、欧州史上もっとも価値の高い企業となった。本稿では、EUVという技術の仕組みを具体例から解き明かし、雨漏りする小屋から始まったASMLの歩み、4億ドルの次世代機「High-NA」、そしてシリコンバレーのVCやウォール街のアナリストが同社を「AI時代のゲートキーパー」と呼ぶ理由を、中国輸出規制やバブル論という死角まで含めて多角的に検証する。次の焦点は7月15日の第2四半

半導体露光装置(リソグラフィ装置)、スタンプ方式のナノインプリントと後工程に強みのキヤノン、高精度なArF液浸の深掘りとASML互換のニコン

半導体露光装置(リソグラフィ装置)、スタンプ方式のナノインプリントと後工程に強みのキヤノン、高精度なArF液浸の深掘りとASML互換のニコン

半導体露光装置(リソグラフィ装置)はチップの回路を焼き付ける前工程の心臓部であり、極端紫外線(EUV)を独占するオランダのASMLが世界市場のおよそ9割を握る。かつて露光装置の王者だった日本勢は、キヤノンが光を使わない「スタンプ方式」のナノインプリントと後工程(先端パッケージング)で、ニコンが磨き上げたArF液浸の高精度と「ASML互換」による再参入で、それぞれ別ルートから巻き返しを狙う。本稿はまず露光装置とは何かを具体例から丁寧に解き明かし、キヤノンとニコンの技術の中身を深掘りしたうえで、VC・機関投資家・アナリストが両社をどう評価し、2026年から2030年にかけてどのマイルストーンで新た

シリコンウェハーで世界トップシェア 信越化学工業(4063)、SUMCO (3436)、台湾グローバルウェハーズ、韓国SKシルトロン、ドイツシルトロニック

シリコンウェハーで世界トップシェア 信越化学工業(4063)、SUMCO (3436)、台湾グローバルウェハーズ、韓国SKシルトロン、ドイツシルトロニック

すべての半導体はシリコンウェハーという円盤の上に作られる。この「土台」の世界市場を、信越化学工業、SUMCO、台湾のグローバルウェハーズ、韓国のSKシルトロン、ドイツのシルトロニックの5社がほぼ独占し、上位5社で数量の約9割を握る。生成AIブームでデータセンター向け先端300mmウェハーは逼迫と値上げが続く一方、200mm以下の成熟品は在庫調整と中国勢の増産で価格が沈み、業界は「K字」に二極化した。本稿は5社の歴史・強み・課題を具体的に解説したうえで、SKシルトロン売却交渉の膠着やマイクロンによるグローバルウェハーズ支援といった2026年の最新動向を追い、シリコンバレーのVCがこの「AIのつる