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眠れる資源、都市油田。関連銘柄4選。レゾナック(4004)、三菱ケミカルG(4188)、三和油化工業(4125)、リファインバースG(7375)

眠れる資源、都市油田。関連銘柄4選。レゾナック(4004)、三菱ケミカルG(4188)、三和油化工業(4125)、リファインバースG(7375)

ホルムズ海峡の事実上の封鎖でナフサ調達が細り、2026年3月の国内エチレン稼働率は統計開始以来最低の68.6%に沈んだ。廃プラスチックや廃油を石油代替の炭素資源とみなす「都市油田」は、環境施策から供給網の課題へと位置づけを変えている。欧米ではPlastic Energyの破綻など選別が進み、原料と出口を握る企業だけが残った。レゾナック、三菱ケミカルG、三和油化工業、リファインバースGの4社を創業の経緯まで遡って検証する。

SHEIN(シーイン)正念場、評価額16兆円から4.1兆円へ約73%減。NY・ロンドンに振られ、3年越しの上場は香港へ

SHEIN(シーイン)正念場、評価額16兆円から4.1兆円へ約73%減。NY・ロンドンに振られ、3年越しの上場は香港へ

中国発のアパレルEC「SHEIN」が8月24日、香港でのIPOの申し込み受け付けを始めた。会社の値札は260億〜270億ドル(約4.1兆〜4.3兆円)で、2022年につけた982億ドル(約15.6兆円)から7割超下がった。米国のデミニミス廃止とEUの新関税で増収率は41%から1.1%へ失速し、直近四半期は赤字に転落。目論見書は、172億ドルの優先株が流動負債に振り替わり、上場が遅れるほど支払い率が8%から12%へ上がる資本構成を明かした。価格決定は8月31日、上場は9月1日。

グンゼ(GUNZE)(3002)、連結黒字維持も、主力の肌着を含むアパレル事業は厳しく単体で13億円の営業赤字。東日本大震災や能登半島地震に続き、熊本地震にも肌着10万枚を寄付

グンゼ(GUNZE)(3002)、連結黒字維持も、主力の肌着を含むアパレル事業は厳しく単体で13億円の営業赤字。東日本大震災や能登半島地震に続き、熊本地震にも肌着10万枚を寄付

グンゼは2026年3月期に連結営業利益48億82百万円と黒字を維持したが、主力のアパレル事業は単体で13億34百万円の営業赤字に転落した。国内4工場と2物流拠点の閉鎖、82人の希望退職を伴う構造改革のさなか、7月28日に発生した令和8年熊本地震では男女用肌着約10万枚を被災地に届けている。東日本大震災、能登半島地震に続くこの支援は、赤字事業が国の災害インフラを担うという逆説を浮かび上がらせる。業績が9割減っても株価が倍になった資本政策の中身と、2027年度に向けた観測点を検証する。

OpenAI COO退職の2日後、職務の大半を引き継いだ後任の元Slack CEO Denise Dresser(デニス・ドレッサー)までもが退職

OpenAI COO退職の2日後、職務の大半を引き継いだ後任の元Slack CEO Denise Dresser(デニス・ドレッサー)までもが退職

2026年8月11日にブラッド・ライトキャップが8年在籍したOpenAIを去ると表明し、その2日後の13日、4月に彼の職務の大半を引き継いだばかりの最高収益責任者(CRO)デニス・ドレッサーが在任わずか8か月で退社を発表した。後任にはGoogleが320億ドル(約5兆1,000億円)で買収したWizの社長兼COOだったダリ・ラジックが同日付で就いた。OpenAIは非公開でIPO申請を済ませ、法人向け売上が初めて個人向けを上回った最中にあり、投資家からは「上場前の幹部流出は巨大な危険信号だ」という声が出ている。元Slack CEOという異例の経歴を持つドレッサーは何者で、シリコンバレーの投資家た

サム・アルトマンの右腕。在籍9年のOpenAI COO Brad Lightcap(ブラッド・ライトキャップ)退職

サム・アルトマンの右腕。在籍9年のOpenAI COO Brad Lightcap(ブラッド・ライトキャップ)退職

OpenAIのCOOを4年務めたブラッド・ライトキャップが、2026年8月11日に退社を表明した。2018年に同社初のビジネス職として入社し、財務から法人営業までをゼロから組み立てた「サム・アルトマンの右腕」の離脱である。2026年の幹部退職はこれで12人目で、IPO準備中のOpenAIのCスイートは半年で様変わりした。シリコンバレーのVCは「上場前の危険信号」と「AI産業の成熟に伴う人材の再配分」という相反する枠組みでこれを読んでいる。

無料のNotion代替、AppFlowy。共同創業者兼CEO Anqi Annie Wang (王安琪)

無料のNotion代替、AppFlowy。共同創業者兼CEO Anqi Annie Wang (王安琪)

GitHubで7万を超えるスターを集めるオープンソースのワークスペース「AppFlowy」は、「データを手放さずに、もっと成し遂げる」を掲げるNotionの直接的な対抗馬だ。共同創業者兼CEOのAnqi Annie Wang(王安琪)は、ゴールドマン・サックスのアナリストからキャリアを始め、字節跳動(ByteDance)で飛書(Feishu/Lark)の表計算プロダクトを率いた異色の経歴を持つ。本稿では、AppFlowyというサービスの実像と機能、Wangの生い立ち・学歴・職歴を他のどのサイトよりも深く掘り下げ、Red Hatやギットハブ、ワードプレスの創業者が出資したシード調達をシリコンバレ

インターアクション、CMOSイメージセンサーの検査用光源装置で世界70%以上のシェア。創業者 木地 英雄

インターアクション、CMOSイメージセンサーの検査用光源装置で世界70%以上のシェア。創業者 木地 英雄

横浜に本社を置くインターアクション(東証プライム・7725)は、CMOSイメージセンサの検査工程で使う光源装置において世界トップシェアを握る。スマートフォン用カメラ検査光源という100億円規模の超ニッチ市場で70%以上、イメージセンサ主要メーカーの顧客ベースでは75%以上をカバーするとされる。2026年5月期は国内顧客の設備投資一巡で売上高48億2,200万円(前期比27.7%減)と大きく落ち込んだが、2026年4月に社史上最大となる22億7,800万円の大口受注を獲得し、2027年5月期は売上高72億1,200万円・営業利益15億9,900万円への急回復を見込む。創業者・木地英雄は2025年

ノーベル化学賞受賞、イギリス王室から騎士爵叙勲の天才、Google DeepMind CEO Demis Hassabis(デミス・ハサビス)氏、CEOを退任

ノーベル化学賞受賞、イギリス王室から騎士爵叙勲の天才、Google DeepMind CEO Demis Hassabis(デミス・ハサビス)氏、CEOを退任

2026年8月5日、GoogleはDemis Hassabis氏がGoogle DeepMindのCEOを退き、同社会長兼Alphabetチーフサイエンティストに就く人事を発表した。日常運営はCTOのKoray Kavukcuoglu氏がSVPとして引き継ぎ、Sundar Pichai氏に直接報告する。同日、27年在籍したチーフサイエンティストJeff Dean氏ら4名がDiscovery Loop創業のため退社し、Alphabet株は約4〜5%下落した。6月にはNoam Shazeer氏がOpenAIへ、ノーベル賞共同受賞者John Jumper氏がAnthropicへ移るなど流出が続いてお

AIsmiley(アイスマイリー)、AI博覧会 Summer 2026開催。8月26日、27日の2日間、新宿住友ビル三角広場にて。100社200製品が出展、入場無料

AIsmiley(アイスマイリー)、AI博覧会 Summer 2026開催。8月26日、27日の2日間、新宿住友ビル三角広場にて。100社200製品が出展、入場無料

株式会社アイスマイリーが10回目となる「AI博覧会 Summer 2026」を8月26日・27日に新宿住友ビル三角広場で開催する。100社が約200製品を展示し、40講演以上を実施、2日間で1万人の来場を見込む。入場無料(事前登録制)。APTO、ドーナッツロボティクス、住友電工情報システム、BIRD INITIATIVE、kickflowらが出展し、国産LLMからフィジカルAIまでを一堂に集める。世界のAI投資が四半期38兆円規模に達する一方、国内スタートアップの半期調達は3,779億円。その落差が展示構成に表れている。

楽天G(4755)、ドイツの防衛AIテック企業Helsing(ヘルシング)社と提携。自律型攻撃・徘徊型ドローンHX-2の陸上自衛隊導入を支援、国内窓口として防衛省への提案・国産化を推進

楽天G(4755)、ドイツの防衛AIテック企業Helsing(ヘルシング)社と提携。自律型攻撃・徘徊型ドローンHX-2の陸上自衛隊導入を支援、国内窓口として防衛省への提案・国産化を推進

楽天グループが、企業価値180億ドル(約2.9兆円)の独防衛AI企業ヘルシングと組み、徘徊型弾薬「HX-2」を陸上自衛隊に売り込む日本側の窓口になった。陸自は9月末まで実証試験を実施中で、採否も規模も未定。楽天は機体を作らず、防衛調達制度と海外スタートアップをつなぐ役割に徹する。同じ一件を日経は「攻撃型」、共同通信は「迎撃用」と報じ、国産化をめぐっても報道は割れた。

Anthropic(アンソロピック)、異次元の成長。四半期売上は前年14倍、初の四半期営業黒字。10月には評価額2兆ドル(約319兆円)でのIPOを計画と報道

Anthropic(アンソロピック)、異次元の成長。四半期売上は前年14倍、初の四半期営業黒字。10月には評価額2兆ドル(約319兆円)でのIPOを計画と報道

Bloombergが2026年8月14日、投資家向け資料をもとにAnthropicの第2四半期(4〜6月)売上が115億ドル(約1.8兆円)超に達し、前年同期の7億8,700万ドル(約1,255億円)から14倍超に伸びたと報じた。同四半期は「調整後営業利益」が黒字化しており、創業以来初の四半期営業黒字となる。前日にはFinancial Timesが、投資家が10月のIPOで2兆ドル(約319兆円)超の評価額を見込んでいると報道。実現すれば史上最大の株式公開となる。本稿はClaudeという製品の中身から、OpenAI・Googleで続く人材流出、創業からの歩み、そしてVCと投資家が次に何を「計測

ナフサショックとは何か?川上・川下の格差と、ペルーで代替調達に奔走する三菱商事(8058)・丸紅(8002)

ナフサショックとは何か?川上・川下の格差と、ペルーで代替調達に奔走する三菱商事(8058)・丸紅(8002)

ホルムズ海峡の事実上の封鎖で、国産ナフサ基準価格は4〜6月期に11万8,900円/kLへ倍増し、初めて10万円台に乗せた。同じ四半期に三菱商事は純利益47%増、三井化学はコア営業利益88%増と川上が沸く一方、価格転嫁率42.1%の川中・川下では原材料要因の倒産が過去最多を記録している。月10万kLの「天井」を抱えたペルー調達の実像と、8月末に迫る政府の総合パッケージまでを一次資料でたどる。

人事ERP国内シェアトップ、ワークスアプリケーションズ。成功を収めたCOMPANYと、HUEのつまずき

人事ERP国内シェアトップ、ワークスアプリケーションズ。成功を収めたCOMPANYと、HUEのつまずき

日本の大手企業の給与計算をひそかに支えてきた統合人事システム「COMPANY」は、ITRの調査で人事・給与ERP分野の売上首位を6年連続で守り、従業員3,000人以上の大企業のおよそ3社に1社が使う事実上の標準である。一方、その開発元だったワークスアプリケーションズは、次世代を託した人工知能型ERP「HUE」の開発でつまずき、2019年6月期に約345億円(単体)の巨額赤字を計上して債務超過寸前まで追い込まれた。同社は主力のCOMPANYを含む人事事業を米ベインキャピタルへ売却し、その事業はWorks Human Intelligence(WHI)として独立、2023年にはシンガポール政府系フ

インド発シンガポールに本社機能を置く累計約382億円調達の人事ERP企業Darwinbox

インド発シンガポールに本社機能を置く累計約382億円調達の人事ERP企業Darwinbox

インドのハイデラバードで2015年に生まれ、シンガポールに国際本社機能を置く人事ERP(HCM=人的資本管理)企業Darwinboxが、アジア発のエンタープライズSaaSとして異例の位置に達している。2026年にはGartnerのタレントアクイジション分野のマジック・クアドラントでリーダーへ昇格し、7月にはグローバル給与計算のNeeyamoと組んで160か国超をカバーする体制を発表した。公表ベースの累計調達額は約2億9,600万ドル(約480億円)に達するが、その内実は新規資本の注入というより初期投資家の流動化イベントに近い。本稿では製品の中身から東南アジア展開、Gartnerが名指しした弱点