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半導体の先端パッケージングに必須なCPU、GPU向け絶縁材、ABF(味の素ビルドアップフィルム)を独占。味の素 (2802)

半導体の先端パッケージングに必須なCPU、GPU向け絶縁材、ABF(味の素ビルドアップフィルム)を独占。味の素 (2802)

「味の素」の代名詞であるうま味調味料の副産物から生まれた絶縁フィルム「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」が、いまNVIDIAやAMDのGPU、インテルのCPUといった最先端半導体のパッケージ基板に不可欠な素材として世界シェアほぼ100%を握り、味の素(証券コード2802)を「食品株」から「半導体銘柄」へと変貌させている。2026年3月期の電子材料事業は売上高1,007億円・事業利益546億円と、全社売上の約6%に過ぎない事業が全社事業利益の約3割を叩き出す高収益構造を示した。株価は2026年7月1日に上場来高値6,311円をつけ、英アクティビスト・パリサー・キャピタルはABFの3割超の値上

Claude Opus 5リリース

Claude Opus 5リリース

Anthropicは2026年7月24日、上位モデル「Claude Opus 5」を公開した。最上位Fable 5に迫る知能を、その半額の入力100万トークン5ドル(約819円)・出力25ドル(約4,095円)——前世代Opus 4.8と同一価格——で提供する。公式システムカードはSWE-bench Verified 96.0%、ARC-AGI-3で30.2%、IMO 2026で42点満点を並べる一方、SWE-bench ProではFable 5に、ARC-AGI-2ではGPT-5.6 Solに及ばないことも自ら記載する。VCが見ているのはスコアではなく「タスク1件あたりいくらか」という指標の

デジタル庁デザインシステムβ版とは

デジタル庁デザインシステムβ版とは

デジタル庁が整備する「デジタル庁デザインシステムβ版」が、2026年7月8日から全ドキュメントのMarkdown一括配布を開始した。Figmaデータ、GitHubのコードスニペット、npmのデザイントークンに加え、AIエージェントがそのまま読める形式が揃ったことで、Claude Codeに読み込ませてMarpスライドテンプレートを生成するといった応用が現実的になった。本記事では、その全体像と実践方法、コミュニティの反応、今後の展望を整理する。

Marp、マークダウンから編集可能なPowerPointスライドを作成するOSS。Claude Codeとの相性も最高なMarp CLIとは

Marp、マークダウンから編集可能なPowerPointスライドを作成するOSS。Claude Codeとの相性も最高なMarp CLIとは

Markdownを書くだけでスライドが完成するOSS「Marp」が、AIコーディングエージェント時代の追い風を受けて再評価されている。2025年1月にCLI v4.1.0へ実験的に搭載された「編集可能なPowerPoint出力」、82万インストールに達したVS Code拡張、そしてClaude Codeでデザインテンプレートを事前に作り込み、以後はテンプレート指定だけでスライドを量産するワークフローまで、エコシステムの全体像を一次情報で検証する。評価額数十億ドルのAIスライドSaaSがひしめく市場で、VC資金ゼロの「週末OSS」が任されつつある役割も追った。

拡がるソロプレナーと、中国で流行「ひとり会社・一人公司(OPC)」とは

拡がるソロプレナーと、中国で流行「ひとり会社・一人公司(OPC)」とは

従業員を雇わず、AIを相棒に一人で事業を営む「ソロプレナー」が世界で急増している。米国では2025年の開業申請が567万件と過去最高を更新し、Stripe経由で設立された法人の63%が単独創業になった。中国でも新会社法を追い風に「一人公司(OPC)」が1,600万社を超え、20超の都市が支援策を競う。定義と実例から向き不向き、支援サービス群、シリコンバレーVCの論調、「一人ユニコーン」誕生の時間軸までを総覧する。

科学研究に特化したAIワークベンチ、Claude Science(クロード・サイエンス)

科学研究に特化したAIワークベンチ、Claude Science(クロード・サイエンス)

Anthropicが2026年6月30日に発表した「Claude Science」は、散在する研究ツールを一つの作業台(ワークベンチ)に統合したAIアプリである。新モデルではなく既存のClaude Opus 4.8上で動き、60以上の科学データベース直結、マルチエージェント、ネイティブ可視化、計算資源統合を柱とする。本稿は製品の中身を具体例から解説し、OpenAI・Googleとの三つ巴、そしてシリコンバレーのVCが読む「biotech AIの大統合」という構図までを一気通貫で読み解く。

テラドローン(Terra Drone)農業用G20、E16、防衛用Terra A2、モジュール型UAV、測量・点検用Terra Xross 1、Terra LiDAR

テラドローン(Terra Drone)農業用G20、E16、防衛用Terra A2、モジュール型UAV、測量・点検用Terra Xross 1、Terra LiDAR

東証グロース上場の産業用ドローン企業テラドローン(278A)は、測量・点検・農業・運航管理で世界一と評価された「民生」の顔から、2026年に迎撃ドローンと国産UAVを軸とする「防衛」企業へと急速に姿を変えた。株価は防衛参入を機に上場来高値1万9,610円(公募価格の約8倍)まで急騰する一方、直近決算は最終赤字23億円で、上場自体が直前評価額を約46%下回るダウンラウンドだった。本稿は農業用G20・E16、防衛用Terra A1/A2とモジュール型UAV、測量・点検用Terra Xross 1・Terra LiDARという製品群を具体的に読み解いたうえで、中国勢が支配する業界地図とサプライチェー

OpenAIのセキュリティ責任者、ヨハネス・ハイデッケ(Johannes Heidecke)が退職

OpenAIのセキュリティ責任者、ヨハネス・ハイデッケ(Johannes Heidecke)が退職

OpenAIで安全システム(Safety Systems)を率い、同社のAI安全性確保の実務トップを務めてきたヨハネス・ハイデッケ(Johannes Heidecke)氏が、2026年7月に社内へ退職の意向を伝え、7月24日を最終出社日として同社を去る。米Wiredが最初に報じ、Bloombergなどが追随した。退職は安全部門を研究部門に統合する組織再編に伴うもので、2024年5月以降だけでもイリヤ・サツケバー、ヤン・ライケ、ジョン・シュルマン、リリアン・ウェン、アンドレア・ヴァローネ、ジョシュア・アキアムといった安全・アライメント畑の中核人材が相次いで流出してきた流れの延長線上にある。本稿は

Windsurf、DevinのAIコーディングのCognition AI CEO Scott Wu(スコット・ウー)、シリーズDで10億ドル(約1,600億円)調達

Windsurf、DevinのAIコーディングのCognition AI CEO Scott Wu(スコット・ウー)、シリーズDで10億ドル(約1,600億円)調達

自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」と、買収したAIコーディングIDE「Windsurf」(2026年6月より「Devin Desktop」に改称)を擁するCognition AIが、2026年5月27日にシリーズDで10億ドル(約1,600億円)超を調達し、企業価値(ポストマネー)は260億ドル(約4兆1,600億円)に達した。Lux Capital・General Catalyst・8VCが共同リードした本ラウンドは、わずか8か月前の102億ドル評価から2.5倍超の跳躍である。CEOは競技プログラミングの世界で史上まれな満点を叩き出した「神童」Scott Wu(スコット・ウー)。

最高値から53.8%下落。キオクシア(285A)下落の要因と再浮上の可能性を紐解く。3次元積層「BiCS FLASH」、CBA(CMOS directly Bonded to Array)技術

最高値から53.8%下落。キオクシア(285A)下落の要因と再浮上の可能性を紐解く。3次元積層「BiCS FLASH」、CBA(CMOS directly Bonded to Array)技術

キオクシアホールディングス(285A)は2026年6月22日に上場来高値11万2,700円をつけ時価総額60兆円超で国内首位に立ったが、7月17日にはストップ安の5万2,110円まで売られ高値から53.8%下落した。引き金は米Viasat特許訴訟の約371億円の陪審評決、SKハイニックスの8兆円NAND新工場計画が壊した「投資規律」の物語、韓国のレバレッジETF規制である。最も情報を持つ売り手ベインキャピタルは、6月の天井直後に全株を手放していた。技術的強みのBiCS FLASHとCBAを解きほぐし、「資本サイクル」の枠組みから再浮上の条件を検証する。

半導体露光装置(リソグラフィ装置)、スタンプ方式のナノインプリントと後工程に強みのキヤノン、高精度なArF液浸の深掘りとASML互換のニコン

半導体露光装置(リソグラフィ装置)、スタンプ方式のナノインプリントと後工程に強みのキヤノン、高精度なArF液浸の深掘りとASML互換のニコン

半導体露光装置(リソグラフィ装置)はチップの回路を焼き付ける前工程の心臓部であり、極端紫外線(EUV)を独占するオランダのASMLが世界市場のおよそ9割を握る。かつて露光装置の王者だった日本勢は、キヤノンが光を使わない「スタンプ方式」のナノインプリントと後工程(先端パッケージング)で、ニコンが磨き上げたArF液浸の高精度と「ASML互換」による再参入で、それぞれ別ルートから巻き返しを狙う。本稿はまず露光装置とは何かを具体例から丁寧に解き明かし、キヤノンとニコンの技術の中身を深掘りしたうえで、VC・機関投資家・アナリストが両社をどう評価し、2026年から2030年にかけてどのマイルストーンで新た

経産省、日本発のアバターの国際規格、ガイドライン、用語定義のISO/IEC 24216-1:2026発行を発表。日本のアニメや2.5次元文化を後押し

経産省、日本発のアバターの国際規格、ガイドライン、用語定義のISO/IEC 24216-1:2026発行を発表。日本のアニメや2.5次元文化を後押し

経済産業省は2026年6月29日、日本が開発を主導したアバターに関する初の包括的な国際規格「ISO/IEC 24216-1:2026」の発行を発表した。この規格はファイルフォーマットの統一ではなく、アバターの用語定義・分類・倫理的配慮を体系化した「共通言語」であり、3Dデータ形式のVRMやMPEG-Iのアバター表現形式とは異なる概念の層を担う。産業技術総合研究所(産総研)を中核に、クラスターやKDDI、サイバーエージェント、バーチャルキャストといった国内主要メタバース事業者、そして「メタバース文化エバンジェリスト」を名乗るVTuberバーチャル美少女ねむ氏らが検討委員会に参加した。本稿では規格

HONDAのロボット戦略。ASIMO(アシモ)から、Willow Drive(ウィロウ ドライブ)、Hondaアバターロボット、UNI-CUB(ユニカブ) U3-X、Honda歩行アシスト

HONDAのロボット戦略。ASIMO(アシモ)から、Willow Drive(ウィロウ ドライブ)、Hondaアバターロボット、UNI-CUB(ユニカブ) U3-X、Honda歩行アシスト

二足歩行ロボットASIMO(アシモ)で世界を驚かせたホンダは、2021年ごろに研究の軸足を「歩く」から「手(マニピュレーション)」へと静かに移した。2026年5〜6月に日本で初開催されたHumanoids Summit Tokyo 2026では、人の約2倍の指先力とM1.6の微小ネジを回す繊細さを両立する独自駆動方式「Willow Drive(ウィロウ ドライブ)」の多指ハンドを公開している。本稿はASIMOの歴史、Willow Drive、Hondaアバターロボット、UNI-CUB/U3-X、Honda歩行アシストを一気通貫で俯瞰し、Figure AIが評価額390億ドル(約6.3兆円)を付

Appleが産業スパイ疑惑でOpenAIを提訴。数十件の機密技術文書を持ち出し、採用面接に機密情報を持ち出すよう指示か

Appleが産業スパイ疑惑でOpenAIを提訴。数十件の機密技術文書を持ち出し、採用面接に機密情報を持ち出すよう指示か

Appleは2026年7月10日、カリフォルニア州北部連邦地裁にOpenAIと同社ハードウェア部門io Products、および元Apple幹部2名を提訴した。訴状は、退職者を通じて数十件の機密ハードウェア文書が持ち出され、採用面接で候補者に「実物の部品」を持参させて未発表製品の情報を引き出していたと主張する。提訴は、OpenAIが最大1兆ドル(約155兆円)規模のIPOを準備し、Jony Iveと組んだ初のAIデバイスを2026年後半に投入しようとする最も繊細な局面で放たれた。事件の詳細、Apple側の要求、裁判日程、そしてIPOへの影響は、OpenAIに巨額を投じたシリコンバレーのVCとい