産業・企業(造船・重工業/M&A・業界再編)

国内トップの今治造船が、二位のジャパンマリンユナイテッド(JMU)を子会社化、オールジャパンで中国・韓国勢に挑む
国内首位の今治造船が2026年1月5日付で二位のジャパンマリンユナイテッド(JMU)を連結子会社化した。JFEホールディングスとIHIから株式を追加取得し、出資比率を30%から60%へ引き上げたもので、対価は非開示である。両社合算の売上高は約7,600億円、年間建造量は469万総トンで建造量では世界4位、国内シェアは5割を超える。中国が新造船受注の6割超、韓国が2割を占め、日本が5%前後に沈むなか、「2035年に建造能力を倍増する」という政府方針も追い風に「オールジャパン」で中韓に挑む構図だ。ただし合算の世界シェアはなお約6%にとどまり、増産を阻む最大の壁は人手不足にある。