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マック、スタバ越え世界最大の外食チェーンMIXUE(ミーシュー)(蜜雪冰城)とは。ソフトクリームと主力のレモネード

マック、スタバ越え世界最大の外食チェーンMIXUE(ミーシュー)(蜜雪冰城)とは。ソフトクリームと主力のレモネード

中国発のMIXUE(蜜雪冰城)は世界17か国に約6万4,000店を構え、マクドナルドもスターバックスも店舗数で抜いた世界最大の外食チェーンだ。看板は115円ほどのレモネードと70円弱のソフトクリームだが、売上の97%以上は消費者ではなく加盟店への原料・設備販売から来る。2026年上半期、同社は上場以来はじめての減益に転じ、株価は公開価格を割り込んだ。規模がそのまま成長に変わる時代が終わったあと、この会社は何を売る会社になるのか。

NTT e-Droneの農業用ドローンAC101 connect、 AC102と欧米パートナー製Skydio X10 / Skydio 2+、ELIOS 3、ANAFI Ai

NTT e-Droneの農業用ドローンAC101 connect、 AC102と欧米パートナー製Skydio X10 / Skydio 2+、ELIOS 3、ANAFI Ai

NTTグループのドローン専業会社である株式会社NTT e-Drone Technology(NTTイードローン)は、自社開発の農業用ドローン「AC101 connect」「AC102」を国内生産しながら、米Skydioの自律飛行機「X10 / Skydio 2+」、スイスFlyabilityの球体点検ドローン「ELIOS 3」、仏ParrotのLTEドローン「ANAFI Ai」といった欧米パートナー機を国内で束ねて提供している。これは、DJIをはじめとする中国製が世界市場の約7割・国内の産業用市場では9割超を握るなか、「中国製に依存しない、信頼できるドローン」を求める経済安全保障の潮流に正面か

世界2位の装置メーカー、東京エレクトロン(8035)。AI向け設備投資が牽引し、上期経常利益を4,640億円へ上方修正

世界2位の装置メーカー、東京エレクトロン(8035)。AI向け設備投資が牽引し、上期経常利益を4,640億円へ上方修正

東京エレクトロンが2026年7月30日、4〜9月期の連結経常利益予想を4,370億円から4,640億円へ引き上げた。AIデータセンター向けの半導体設備投資が想定を超えて加速し、顧客から納期前倒しと追加購入の要請が続いているためだ。通期の営業利益1兆円が視野に入る一方、株価は7月初めの上場来高値から3割超下げたままで、9割のシェアを持つ会社がなぜ営業利益率35%に届かないのかという古い問いが、あらためて投資家に突きつけられている。

ルネサスエレクトロニクス(6723)、営業利益率52%のタイミングデバイス事業を売却。マイコンとSoCに集中し、AI分野へ投資

ルネサスエレクトロニクス(6723)、営業利益率52%のタイミングデバイス事業を売却。マイコンとSoCに集中し、AI分野へ投資

ルネサス エレクトロニクスが2026年7月1日、営業利益率52%を稼いでいたタイミングデバイス事業を米サイタイムへ約30億ドル(約4,680億円)で譲渡した。対価の半分は現金、残りはサイタイム株で、ルネサスは買い手の11.9%株主になった。手元に残したのはマイコンとSoC、そしてAIサーバー向けのメモリインターフェースとデジタル電源で、AIインフラ関連を3〜4年で全社売上高の4割へ引き上げる計画を掲げる。為替を固定して測るとルネサスの売上高は3年連続で縮んでおり、この売却は「稼げる事業を捨てた」のではなく、自社より高い値段を付ける買い手へ渡した資本操作である。

IOWN AIファンド、スペインの光回路スイッチ企業iPronics(アイプロニクス)へ出資

IOWN AIファンド、スペインの光回路スイッチ企業iPronics(アイプロニクス)へ出資

NTTらが組成した約5億ドル規模の「IOWN AI Fund」が、初号投資先としてスペインのiPronics(アイプロニクス)を選んだ。同社はシリコンフォトニクスで作った光回路スイッチを手がけ、NVIDIAも参加した総額1億2,500万ドルのシリーズBを2026年9月に完了している。運営会社Catalight Capitalを率いるのは、元サムスン電子コーポレート・プレジデントで光半導体Inphiの元CEOでもあるYoung Sohn氏。AIデータセンターの配線を電気から光へ置き換える市場で、既存のMEMS勢に対してiPronicsが持つ強みと、量産までに残された課題を整理する。

中国鎖国と騒がれる出入国管理規定が施行。ミサイル操舵、対潜哨戒、航空宇宙、海中センサーなどに利用されるレアアース磁石、ジスプロシウム(Dy)・テルビウム(Tb)・サマリウム(Sm)の製造技術流出を阻止

中国鎖国と騒がれる出入国管理規定が施行。ミサイル操舵、対潜哨戒、航空宇宙、海中センサーなどに利用されるレアアース磁石、ジスプロシウム(Dy)・テルビウム(Tb)・サマリウム(Sm)の製造技術流出を阻止

中国の国務院令第841号が2026年9月15日に施行された。第4条は、輸出管理や技術輸出入の規定に違反し国家の産業安全・技術安全を害するおそれがある中国国民の出国を、商務当局などが認めないと決められると定める。他の類型には6か月から3年の期限があるのに、この類型にだけ期限がない。狙いはジスプロシウム、テルビウム、サマリウムを扱う分離・磁石製造の技術者である。輸出規制と技術輸出の禁止に続き、最後の抜け道が閉じた。

富士通とパナソニックのLSI部門が源流、カスタムSoC国内最大手ソシオネクスト(6526)。吉田久人新社長が6月就任

富士通とパナソニックのLSI部門が源流、カスタムSoC国内最大手ソシオネクスト(6526)。吉田久人新社長が6月就任

米ウェイモが2026年8月、ロボタクシー用の自社設計チップの協力企業として日本のソシオネクストを挙げた。富士通とパナソニックのシステムLSI部門を統合して2015年に生まれた、自社ブランド品を売らないカスタムSoC専業メーカーである。商談獲得残高は1兆5100億円に積み上がる一方、製品粗利率は42.3%から31.4%へ落ち、直近四半期は営業赤字に転落した。売上規模がほぼ同じ台湾勢と比べ、市場が付ける値段は10分の1である。

OpenAIバブル崩壊か。今年に入り幹部14人が退任、サム・アルトマンが正式にIPO延期を発表

OpenAIバブル崩壊か。今年に入り幹部14人が退任、サム・アルトマンが正式にIPO延期を発表

OpenAIのサム・アルトマンCEOが、2026年中の上場を否定した。理由はAIの安全性だが、CFOサラ・フライヤーは春から慎重論を唱え、今年は幹部14人が去り、CursorではOpenAIのモデル利用が5%にとどまる。今秋にも上場するアンソロピックとの明暗、ソフトバンクやオラクルへの波及、投資家の値付けを読み解く。

フェズ(FEZ)、リテールデータプラットフォームUrumo(ウルモ)とは

フェズ(FEZ)、リテールデータプラットフォームUrumo(ウルモ)とは

株式会社フェズは、全国15の流通企業から預かった約1.2億ID分のID-POSデータを束ね、47都道府県をカバーするリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を運営するリテールテック企業である。デジタル広告を配信したあとに「その広告を見た人が店頭で本当に買ったか」を突き合わせる購買検証を軸に、日用消費財メーカーを中心に600ブランド超が導入した。2024年10月に創業者・伊丹順平から赤尾雄司へ代表が交代し、2025年8月には卸最大手PALTACと資本業務提携。官報決算公告によれば2025年12月期の当期純損失は1,269万円まで縮小し、ほぼ損益均衡に到達している。一方で競合のカタリ

フェイフェイ・リーのWorld Labs、同社が掲げる空間知能(Spatial Intelligence)実装したAtlasを発表。画像から3D空間を生成

フェイフェイ・リーのWorld Labs、同社が掲げる空間知能(Spatial Intelligence)実装したAtlasを発表。画像から3D空間を生成

World Labsが9月1日に公開した世界モデル「Atlas」は、スマホで撮った数枚の写真から部屋まるごとの3D空間を起こし、撮影していない視点の映像まで生成する。同社は累計12億3,000万ドル(約1,900億円)を調達し、Autodeskからは同社史上最大となる2億ドル(約308億円)の出資を受けた。一方でAtlasは論文もモデルカードも価格も公開されず、ベンチマークの取り方にも批判が出ている。本当の勝負どころは、生成した世界の中で訓練したロボットが現実で動くかどうかに移りつつある。

OpenAIナンバー2、AGI担当CEO フィジ・シモ、病気による休職から退任へ。非常勤アドバイザーに。

OpenAIナンバー2、AGI担当CEO フィジ・シモ、病気による休職から退任へ。非常勤アドバイザーに。

OpenAIの社員の三分の二を統括し、サム・アルトマンに次ぐナンバー2だったフィジ・シモが、慢性疾患の悪化で全役職を手放し非常勤アドバイザーへ退いた。南仏の漁師町で家族初の高校卒業者となった奨学生が、フェイスブックのモバイル広告とインスタカートの黒字化・上場を経て「もう一人のCEO」に至るまでの道のりを追う。彼女の離脱は今年OpenAIを襲った十数人規模の幹部流出の起点であり、IPOを控えた経営の不安定さとして投資家に値付けされ始めている。

ChatGPTなどのインフラを支えていたOpenAIデータセンター責任者Chris Malone(クリス・マローン)退職

ChatGPTなどのインフラを支えていたOpenAIデータセンター責任者Chris Malone(クリス・マローン)退職

OpenAIのデータセンター責任者クリス・マローンが2026年8月に退職した。HPで20年前にサーバー1台の冷却から出発し、Googleで約12年、Metaで約5年を費やした技術者である。2026年に去った同社幹部は13人。2030年までに約120兆円の計算資源を買うと宣言した会社が、その物理側の責任者を失った。シリコンバレーの投資家がこれを何の兆候として読んでいるかを記録から追う。

軽量、超高強度、高耐熱のアラミド繊維(Aramid fiber)とは。パラ系アラミド繊維とメタ系アラミド繊維

軽量、超高強度、高耐熱のアラミド繊維(Aramid fiber)とは。パラ系アラミド繊維とメタ系アラミド繊維

鋼鉄の5倍の強度を持つパラ系アラミド繊維「ケブラー」が、2026年4月1日にデュポンの手を離れ、合板用接着樹脂メーカーのアークリンに約18億ドル(約2,870億円)で売却された。同じ時期、世界首位の帝人はアラミド事業に503億円の減損を計上し、400人超の人員削減に踏み切っている。一方で中国勢は、パラ系アラミドの最大用途である光ファイバーケーブル補強材で国内シェア7割を握り、AIデータセンター建設が生む需要増を取り込みつつある。防衛テックに数兆円を投じるシリコンバレーが、その防弾チョッキの中身を作る事業には手を出さなかった理由を、数字で追う。

CPO(Co-Packaged Optics 共封止光学)、商用元年。Broadcom Tomahawk 6、TSMC、NVIDIAの状況を整理する

CPO(Co-Packaged Optics 共封止光学)、商用元年。Broadcom Tomahawk 6、TSMC、NVIDIAの状況を整理する

データセンター用スイッチの前面に並んでいた光トランシーバーを一本残らず引き抜き、代わりに光ファイバーをチップの真横まで引き込む「CPO(共封止光学)」が、2026年に量産段階へ入った。ブロードコムは第3世代のTomahawk 6 – Davissonを出荷し、TSMCはCOUPEプラットフォームの基板搭載版を2026年後半に量産投入、NVIDIAはEthernet版のCPOスイッチを本格生産に移した。一方で6月9日にはCPOの量産が2028〜29年までずれ込むとの分析が出て光通信株が一斉に売られ、ソケット式の「NPO」という中間解も浮上している。AyarLabsが5億ドル、ステルスを出たLum