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暮らし・エンタメ

暮らしとエンタメを変える企業とテクノロジー。動画配信、ゲーム、スポーツ、外食・小売、旅行、スマートホームなど、身近な産業の動き。

17 件

日本トイザらス、東京地裁に民事再生法の適用を申請。ドン・キホーテを展開するPPIHグループへ事業譲渡

日本トイザらス、東京地裁に民事再生法の適用を申請。ドン・キホーテを展開するPPIHグループへ事業譲渡

日本トイザらスが東京地裁に民事再生法の適用を申請し、全国158店の事業をドン・キホーテを展開するPPIHグループに譲り渡す。負債は約132億円で、おもちゃ量販店として過去最大の倒産となった。玩具市場は過去最高なのに、なぜ最大手が倒れたのか。大人の「キダルト」需要と小さな専門店へ移った市場の構造、「黒船」と呼ばれた35年の歩み、投資家の見方、10月30日の譲渡以降の焦点を読み解く。

eスポーツ(esports)の市場規模とプレイヤー企業

eスポーツ(esports)の市場規模とプレイヤー企業

ゲームの対戦を観戦するeスポーツは、韓国のStarCraftブームで呼び名が定着し、いまや両国国技館で優勝賞金1億5,700万円が争われる。だが賭けを除く世界市場は約3,300億円とゲーム市場の約1%にとどまり、韓国の名門T1が初めて黒字になったのは2025年だ。最大の資金源はサウジアラビアで、EA買収から大会運営までを押さえ、民間VCの関心はチームから周辺インフラへ移っている。

マック、スタバ越え世界最大の外食チェーンMIXUE(ミーシュー)(蜜雪冰城)とは。ソフトクリームと主力のレモネード

マック、スタバ越え世界最大の外食チェーンMIXUE(ミーシュー)(蜜雪冰城)とは。ソフトクリームと主力のレモネード

中国発のMIXUE(蜜雪冰城)は世界17か国に約6万4,000店を構え、マクドナルドもスターバックスも店舗数で抜いた世界最大の外食チェーンだ。看板は115円ほどのレモネードと70円弱のソフトクリームだが、売上の97%以上は消費者ではなく加盟店への原料・設備販売から来る。2026年上半期、同社は上場以来はじめての減益に転じ、株価は公開価格を割り込んだ。規模がそのまま成長に変わる時代が終わったあと、この会社は何を売る会社になるのか。

SHEIN(シーイン)正念場、評価額16兆円から4.1兆円へ約73%減。NY・ロンドンに振られ、3年越しの上場は香港へ

SHEIN(シーイン)正念場、評価額16兆円から4.1兆円へ約73%減。NY・ロンドンに振られ、3年越しの上場は香港へ

中国発のアパレルEC「SHEIN」が8月24日、香港でのIPOの申し込み受け付けを始めた。会社の値札は260億〜270億ドル(約4.1兆〜4.3兆円)で、2022年につけた982億ドル(約15.6兆円)から7割超下がった。米国のデミニミス廃止とEUの新関税で増収率は41%から1.1%へ失速し、直近四半期は赤字に転落。目論見書は、172億ドルの優先株が流動負債に振り替わり、上場が遅れるほど支払い率が8%から12%へ上がる資本構成を明かした。価格決定は8月31日、上場は9月1日。

グンゼ(GUNZE)(3002)、連結黒字維持も、主力の肌着を含むアパレル事業は厳しく単体で13億円の営業赤字。東日本大震災や能登半島地震に続き、熊本地震にも肌着10万枚を寄付

グンゼ(GUNZE)(3002)、連結黒字維持も、主力の肌着を含むアパレル事業は厳しく単体で13億円の営業赤字。東日本大震災や能登半島地震に続き、熊本地震にも肌着10万枚を寄付

グンゼは2026年3月期に連結営業利益48億82百万円と黒字を維持したが、主力のアパレル事業は単体で13億34百万円の営業赤字に転落した。国内4工場と2物流拠点の閉鎖、82人の希望退職を伴う構造改革のさなか、7月28日に発生した令和8年熊本地震では男女用肌着約10万枚を被災地に届けている。東日本大震災、能登半島地震に続くこの支援は、赤字事業が国の災害インフラを担うという逆説を浮かび上がらせる。業績が9割減っても株価が倍になった資本政策の中身と、2027年度に向けた観測点を検証する。

フィットネスレースHYROX(ハイロックス)、LVMHのPEファンド L Catterton(Lキャタルトン)が出資に向けて交渉中

フィットネスレースHYROX(ハイロックス)、LVMHのPEファンド L Catterton(Lキャタルトン)が出資に向けて交渉中

英Sky Newsは2026年6月13日、LVMHとアルノー家の持株会社が計4割を出資するPEファンドL Catterton(Lキャタルトン)が、屋内フィットネスレースHYROX(ハイロックス)の株式取得に向けスイスのInfront Sports & Mediaと独占交渉に入ったと報じた。業界推計での企業価値は7億〜10億ユーロ(約1,290億〜1,840億円)。2017年にハンブルクで650人から始まったレースは2025/26シーズンに150万人規模へ膨張した。8月13日時点で正式発表はない。

制作期間わずか2か月×2人のゲームが数十億円超の異例の大ヒット、めっちゃカメレオンとは

制作期間わずか2か月×2人のゲームが数十億円超の異例の大ヒット、めっちゃカメレオンとは

日本の2人組インディー開発者レモリオン(LEMORION)氏とはがねいろ(HAGANEIRO)氏が、制作期間わずか2か月で作り上げたSteam向けかくれんぼゲーム『めっちゃカメレオン』が、2026年6月10日の発売から25日で販売本数1500万本を突破するという異例の大ヒットを記録している。価格790円(税込)という手頃さながら単純計算でも売上は100億円規模に届き、広告費ゼロ・パブリッシャー不在という体制で、Steam同時接続34万人という怪物級の数字をたたき出した。本稿では、ゲームの中身から「Prop Hunt(かくれんぼ)」というジャンルの系譜、2人・2か月の開発の裏側、そして少人数バイ

今年も開催、バーチャルマーケット(Vket)2026。文科省、富士急、能美防災、AlphaTheta、洋服の青山、サントリーなど出展

今年も開催、バーチャルマーケット(Vket)2026。文科省、富士急、能美防災、AlphaTheta、洋服の青山、サントリーなど出展

株式会社HIKKYが主催する世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2026 Summer(Vket)」が、2026年7月11日から26日までの16日間、ソーシャルVRプラットフォームのVRChat上で開催される。通算16回目、年間テーマは「熱」。6月24日の出展企業第1弾、7月1日の第2弾で顔ぶれが公開され、文部科学省、富士急行、能美防災、AlphaTheta、洋服の青山(青山商事)、サントリーといった官民の常連・新顔が名を連ねた。前回2025 Summerはバーチャル会場に135万人、リアル併催イベントに5万人が訪れており、「メタバースの冬」と言われて久しいなかで、Vketだけ

カシオAIペットMoflin(モフリン)好調。販売開始から1年で2万台超、Amazon、楽天で価格高騰

カシオAIペットMoflin(モフリン)好調。販売開始から1年で2万台超、Amazon、楽天で価格高騰

カシオ計算機は2026年5月27日、AIペットロボット「Moflin(モフリン)」の累計販売台数が2025年12月末時点で国内外2万台を突破したと発表した。2024年11月の発売からおよそ1年あまりでの達成で、人気を背景にAmazonや楽天では定価5万9400円を大きく上回る転売価格も確認されている。本稿では、まずMoflinがどんな製品なのかを具体例とともに丁寧に解説したうえで、販売好調の要因、各メディアの報じ方、そして今後の展開を整理する。さらに、Jibo・Anki・Kuriといった「コンパニオンロボットの墓場」や巨額調達を重ねたLOVOT(GROOVE X)との対比を通じ、なぜMofli

電通メディアイノベーションラボが情報メディア白書2026公開

電通メディアイノベーションラボが情報メディア白書2026公開

電通の社内シンクタンク「電通メディアイノベーションラボ」が、1993年から毎年刊行してきた『情報メディア白書』の2026年版を、初めてウェブ版として無料公開した。情報メディア産業を従来の13業種から10分野へ再編し、数百点に及ぶ図版と特集レポート「変容する情報潮流の現在地」を収録している。生成AIによる情報空間の変容、リーチからアテンションへの評価軸の転換、マンガを起点とするIP経済圏の拡大といった構造変化を、生活者を起点に描き出した白書だ。本稿では白書の全体像と各分野のデータを、ネット広告費の過半数超えやアニメ海外市場の2兆円突破といった具体的な事象に即して読み解き、シリコンバレーの投資家の

SportsTech(スポーツテック)。ウェアラブル端末、AIによる戦術の自律生成・解析、怪我の予兆検知

SportsTech(スポーツテック)。ウェアラブル端末、AIによる戦術の自律生成・解析、怪我の予兆検知

2026 年前半の SportsTech は、WHOOP の評価額 1 兆 5 千億円超、Oura の SEC 秘密 IPO 申請、Apollo の 9 千億円超スポーツ投資枠、a16z 周辺ファンドの本格参入と、転換点を示すシグナルが立て続けに発生した。本稿は、ウェアラブル端末・AI による戦術の自律生成と解析・怪我の予兆検知という 3 つの技術領域を、シリコンバレー VC が「分析的軍拡競争」と呼ぶ視座から横断的に検証し、6 月に開幕する FIFA World Cup 2026 までの 12 か月で読むべき動きを整理する。

Roblox(ロブロックス) CEO デイヴィッド・バシュッキ(David Baszucki)

Roblox(ロブロックス) CEO デイヴィッド・バシュッキ(David Baszucki)

ロブロックスは、ユーザー自身がゲームを制作し、共に遊ぶ世界最大級の「共体験プラットフォーム」であり、CEOデイヴィッド・バシュッキは教育用物理シミュレーションソフトの開発者から出発した技術者である。本記事は、カナダ移民の家系に生まれた少年時代からスタンフォード大学での学業、ナレッジ・レボリューション創業、そしてロブロックス創業までを一次資料に基づいて追う。さらにアルトス・ベンチャーズやアンドリーセン・ホロウィッツなどシリコンバレーの主要ベンチャーキャピタル(VC)がバシュッキとロブロックスをどう評価してきたかを統合し、2026年の年齢確認規制がもたらした業績ガイダンスの下方修正と今後の見通しを

広がるペットのスタートアップ

広がるペットのスタートアップ

世界のペットケア市場は 2026 年に 2,891 億ドル(約 45 兆 3,000 億円)を超え、2034 年には 4,990 億ドル(約 78 兆 3,000 億円)に達する見通しだ。米国だけで 2026 年に約 1,650 億ドル(約 25 兆 9,000 億円)、日本も 1.86 兆円規模に達したペット経済を、シリコンバレー発の Snout、欧州の Lassie、長寿薬の Loyal、再生医療の Gallant、AI 首輪の PetPace といったスタートアップが「家族としてのペット」前提のサービスへと再定義している。本記事では VC が描く投資テーゼと、2026 年に立て続けに発生

ゆっくりと浸透するスマートホーム。高級住宅のスタンダードJosh.ai、業界標準Matter、スマート照明Nobi、スマートロックLevel Home

ゆっくりと浸透するスマートホーム。高級住宅のスタンダードJosh.ai、業界標準Matter、スマート照明Nobi、スマートロックLevel Home

スマートホームは派手な「次の大波」ではなく、住人が意識しないままバックグラウンドに溶け込む「静かな主流化」のフェーズに入った。本稿では4つの代表的な存在——ハイエンド住宅の事実上のスタンダードとなったJosh.ai、相互運用性の壁を崩した業界標準Matter、転倒検知で高齢者の命を救うベルギー発のスマート照明Nobi、ASSA ABLOY傘下に入りApple Storeにも並ぶ「見えない」スマートロックLevel Home——を取り上げ、それぞれの製品・サービスの中身を一般ユーザー向けにかみ砕いた上で、シリコンバレーのVCがこの業界をどう見ているかを統合する。Crunchbaseは2024年に