NebulaGraph
公式サイト1. サービス概要
NebulaGraphは、大規模分散グラフデータベースであり、数十億規模のノードとエッジを持つグラフデータの格納・クエリに対応している。高い可用性、水平スケーラビリティ、低レイテンシを特徴とし、ソーシャルネットワーク分析、不正検知、レコメンデーション、ナレッジグラフなど幅広いユースケースに採用されている。GraphRAGにおいては、大規模なナレッジグラフのバックエンドとして機能し、ドキュメントから抽出されたエンティティとリレーションシップを効率的に格納・検索できる。nGQL(NebulaGraph Query Language)およびopenCypher互換のクエリ言語をサポートし、LlamaIndexやLangChainとの統合により、LLMアプリケーションからのグラフ検索を容易に実現する。
2. 使用している技術スタック
- データベースアーキテクチャ: 分散型、シェアードナッシング、ストレージとコンピュートの分離
- コンポーネント: Graph Service(クエリエンジン)、Meta Service(メタデータ管理)、Storage Service(データストレージ)
- クエリ言語: nGQL(独自)、openCypher互換
- 開発言語: C++
- ストレージエンジン: RocksDB(組み込みKVストア)
- クライアントライブラリ: Python、Java、Go、C++、Node.js
- AI/ML連携: LlamaIndex統合(NebulaGraphStore)、LangChain統合
- 可視化: NebulaGraph Studio、NebulaGraph Explorer
- ライセンス: Apache License 2.0
- リポジトリ: https://github.com/vesoft-inc/nebula
3. 会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | vesoft Inc.(杭州悦数科技有限公司) |
| 設立年 | 2018年 |
| 本社所在地 | 中国浙江省杭州市 |
| 業種 | 分散グラフデータベース |
| ライセンス | Apache License 2.0 |
| ウェブサイト | https://www.nebula-graph.io |
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
沿革
- 2018年: vesoft Inc.が杭州にて設立、NebulaGraphの開発を開始
- 2019年: NebulaGraph v1.0をオープンソースとしてリリース(Apache 2.0)
- 2020年: NebulaGraph v2.0をリリース、openCypher互換性を強化
- 2021年: シリーズBラウンドの資金調達を実施、エンタープライズ機能を拡充
- 2022年: NebulaGraph v3.0をリリース、性能向上とスケーラビリティの改善
- 2023年: LlamaIndexおよびLangChainとの統合を実現、GraphRAGバックエンドとしての採用が拡大
- 2024年: NebulaGraph Cloud(マネージドサービス)の機能拡充、AI/LLM向けソリューションを強化
資本構成
vesoft Inc.は中国の主要ベンチャーキャピタルから複数ラウンドの資金調達を実施している。投資家にはRedpoint China、Matrix Partners China(経緯中国)などが含まれる。
国籍
中国(浙江省杭州市)。中国国内のインターネット企業やテクノロジー企業を中心に幅広く採用されている。
役員情報
| 役職 | 氏名 |
|---|---|
| CEO / 創業者 | Sherman Ye(叶小萌) |
Sherman Ye(叶小萌)は、元Facebook(Meta)およびAlibaba(阿里巴巴)出身のエンジニアであり、大規模グラフデータ処理の経験を持つ。NebulaGraphを世界的な分散グラフデータベースとして発展させることを目指している。
