LlamaIndex
公式サイト1. サービス概要
LlamaIndex(旧称GPT Index)は、LLM(大規模言語モデル)アプリケーションの構築を支援するオープンソースデータフレームワークである。カスタムデータソースとLLMを接続し、効率的なRAG(Retrieval-Augmented Generation)パイプラインを構築するための包括的なツールキットを提供する。ドキュメントの取り込み(Ingestion)、インデックス構築、クエリ処理の各段階に対応したモジュラーなアーキテクチャを持ち、ベクトル検索、ナレッジグラフ、SQLデータベースなど多様なデータソースに対応している。GraphRAGの文脈では、KnowledgeGraphIndexやPropertyGraphIndexを提供し、ナレッジグラフの構築・クエリをフレームワーク内でシームレスに実行できる。LangChainと並んでRAGエコシステムの中核的なフレームワークとして広く採用されている。
2. 使用している技術スタック
- 開発言語: Python、TypeScript(LlamaIndex.TS)
- コアアーキテクチャ: モジュラーRAGフレームワーク(Ingestion、Indexing、Querying)
- インデックスタイプ: VectorStoreIndex、KnowledgeGraphIndex、PropertyGraphIndex、SummaryIndex、TreeIndex
- LLM連携: OpenAI、Azure OpenAI、Anthropic Claude、Google Gemini、Hugging Face、Ollama等
- ベクトルストア: Pinecone、Weaviate、Chroma、Qdrant、Milvus、FAISS等
- グラフストア: Neo4j、NebulaGraph、FalkorDB、Kuzu
- エージェント機能: ReActエージェント、ツール連携、マルチステップクエリ
- ライセンス: MIT License
- リポジトリ: https://github.com/run-llama/llama_index
3. 会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | LlamaIndex, Inc.(旧Run Llama, Inc.) |
| 設立年 | 2022年 |
| 本社所在地 | アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ |
| 業種 | AI/LLMフレームワーク |
| 資金調達額 | 累計3,000万ドル以上 |
| ウェブサイト | https://www.llamaindex.ai |
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
沿革
- 2022年11月: Jerry LiuがGPT Indexとしてプロジェクトを開始。ChatGPTの登場と同時期にRAGの基盤ツールとして急速に注目を集める
- 2023年初頭: GPT IndexからLlamaIndexに名称変更
- 2023年中頃: Run Llama, Inc.として法人化、シードラウンドで$8.5Mを調達
- 2023年後半: LlamaIndex.TS(TypeScript版)をリリース、エージェント機能を追加
- 2024年2月: シリーズAで$18.5Mを調達
- 2024年: LlamaCloud(マネージドパイプラインサービス)をリリース、PropertyGraphIndexを導入しGraphRAG対応を強化
- 2025年: エンタープライズ向け機能の拡充、ワークフロー機能の強化
資本構成
主要投資家にはGryphon Ventures、Firsthand Alliance、Civic Ventures、Salesforce Ventures、Google Venturesなどが含まれる。累計調達額は3,000万ドル以上。
国籍
アメリカ合衆国(カリフォルニア州サンフランシスコ)。
役員情報
| 役職 | 氏名 |
|---|---|
| CEO / 創業者 | Jerry Liu |
| 共同創業者 | Simon Suo |
Jerry Liuは元Uber AI Labsのリサーチサイエンティストであり、LLMとカスタムデータの統合に関する課題を解決するためにLlamaIndexを創業した。GitHubで4万以上のスターを獲得し、RAGフレームワークのデファクトスタンダードの一つとなっている。
