Heptabase
1. サービス概要
Heptabase(ヘプタベース)は、学習、研究、複雑なトピックの理解に特化した、視覚的なナレッジマネジメントおよびビジュアルコラボレーションプラットフォームです。カード型のノートを無限のホワイトボード上に配置し、情報を空間的に整理・構造化することで、深い理解と体系的な思考を支援します。
- 主な機能:
- ホワイトボード: 無限のキャンバス上にカード(ノート)を配置・グループ化・接続。
- カードシステム: ノートを「カード」として管理。一つのカードを複数のボードで再利用可能。
- 双方向リンク: ノート間の関連性をネットワーク化し、知識の繋がりを可視化。
- PDFアノテーション: PDFを読み込み、ハイライトやメモを直接カードとして抽出。
- マインドマップ/セクション: 階層構造やセクション分けによる整理機能。
- AI統合: 自分のノート内容に基づいたAIチャットや要約、リサーチ支援(AI Tutor等)。
- ジャーナル: 日報形式のタスク管理およびメモ機能。
- ユーザー数: 全世界で35万人以上の活動的なユーザー(2025年10月時点の推計データ)。
- 対応プラットフォーム:
- デスクトップ(macOS、Windows、Linux)
- モバイル(iOS、Android)
- Webブラウザ版
2. 使用している技術スタック
公開されているエンジニアブログや開発者インタビュー、GitHub等から判明している範囲のスタックです。
- フロントエンド: TypeScript, React
- バックエンド/ランタイム: Node.js
- デスクトップアプリ: Electron
- データベース/同期:
- ローカルファーストの設計思想に基づき、SQLite(ローカル)を使用。
- 同期基盤には分散システムやCRDT(Conflict-free Replicated Data Types)に近い技術を採用していると言及。
- インフラ: AWS (Amazon Web Services), Cloudflare
- AI基盤: OpenAI API 等を利用したAI統合機能
- エディタエンジン: 独自にカスタマイズされたブロックベースのエディタ
3. 会社概要
- 運営会社名: Hepta Platforms, Inc.
- 設立年: 2021年9月
- 本社所在地: 台湾 台北市(登記上の住所は米デラウェア州およびニューヨーク州の私書箱を使用する場合があるが、チームの主要拠点は台北)
- 従業員数: 約10名(2024年〜2026年時点の最新情報。創業時は共同創業者3名+従業員3名だったが、現在は少数精鋭のチームとして拡大中)
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
- 沿革:
- 2021年5月:開発開始(当初のプロジェクト名は「project-meta」)。
- 2021年9月:Hepta Platforms, Inc. 設立。
- 2022年1月:世界最高峰のアクセラレータ「Y Combinator (W22)」に参加。
- 2023年:正式版「Heptabase 1.0」をリリース。
- 2022年以降、一貫してキャッシュフロー・ポジティブを維持しており、調達資金を消費せずに売上収益で運営を継続している。
- 資本構成:
- シードラウンドにて累計約170万ドル〜220万ドルを調達。
- 主な出資者:Y Combinator, HOF Capital, Kleiner Perkins, Moving Capital, Tonic Fund 等。
- 国籍: 台湾(グローバル展開する台湾スタートアップ)
- 役員情報:
- Alan Chan (Yu-Chuan Wu) / 共同創業者・CEO:
- キャリア:台湾大学(物理学・数学)、Minerva大学(コンピュータサイエンス)を中退。より良い学習方法の探求を目的として起業。
- 国籍:台湾
- Yeefun Lin / 共同創業者・CTO:
- キャリア:台湾大学(社会学)卒業後、独学でソフトウェアエンジニアとなる。知識管理システムの再発明を志向。
- 国籍:台湾
- Pang-Yu Liu / 共同創業者:
- キャリア:デザインおよび製品開発を担当。
- 国籍:台湾
