Eraser
1. サービス概要
Eraserは、特にエンジニアやプロダクトマネージャーなどの技術チーム向けに設計された「AI駆動型ビジュアルコラボレーションプラットフォーム」です。従来の一般的なホワイトボードツールとは異なり、テキスト(Markdown)と図解(Diagram-as-code)を密接に統合している点が特徴です。
- 主な機能:
- Diagram-as-code: 独自の構文を用いて、コードを書くように図(フローチャート、シーケンス図、ER図、インフラ構成図等)を作成・編集可能。
- Eraser AI (DiagramGPT): 自然言語のプロンプトや既存のコード、SQLスキーマ等から、AIが自動的に図解やドキュメントを生成。
- ハイブリッドキャンバス: テキストエディタ(ノート)と描画キャンバスがシームレスに配置され、ドキュメントと図を同時に作成・管理できる。
- GitHub連携: 作成した図をGitHubのREADME等に直接同期し、プルリクエストベースのワークフローに組み込める。
- Eraserbot: コードベースをスキャンし、自動で更新されるシステム構成図を生成する機能。
- ユーザー数: 具体的な累計ユーザー数は非公開だが、Fortune 100企業を含む多くの技術チームに採用されている。
- 対応プラットフォーム: Webブラウザ(SaaS)、VS Code拡張機能、Slack(通知・連携)。
2. 使用している技術スタック
公開されているエンジニアブログや採用情報に基づくと、主に以下の技術が採用されています。
- フロントエンド: React, TypeScript, Next.js, Tailwind CSS, Canvas API / SVG (描画エンジン)
- バックエンド: Node.js, TypeScript
- AI/LLM: OpenAI API (GPT-4 / GPT-4o) をベースとした自社エンジン「DiagramGPT」
- インフラ・運用: AWS (Amazon Web Services), Docker, Vercel
- 認証・セキュリティ: Auth0, SAML SSO (Enterprise向け)
- リアルタイム通信: WebSocket (マルチユーザー共同編集用)
3. 会社概要
- 運営会社名: Eraser Labs, Inc.
- 設立年: 2020年(2021年に本格始動)
- 本社所在地: PMB 47670, 548 Market Street, San Francisco, CA 94104, United States
- 従業員数: 約13名(2025〜2026年時点の推定値)
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
- 沿革:
- 2020年:Shin Kim 氏によって設立。
- 2021年:シードラウンドで資金調達を実施。
- 2023年:AI機能(DiagramGPT)を統合し、技術文書作成の自動化を加速。
- 2024年:GitHubとの双方向同期機能や「Eraserbot」をリリース。
- 資本構成: * シードステージのスタートアップ。累計調達額は約675万ドル(約10億円)。
- 主な投資家:La Famiglia, Cursor Capital, Uncommon Projects, その他エンジェル投資家を含む計32の投資機関・個人。
- 国籍: アメリカ合衆国(デラウェア州登録、サンフランシスコ拠点)
- 役員情報:
- CEO / Founder: Shin Kim
- キャリア: かつて決済プラットフォームの Stripe でプロダクトマネージャーを務め、同社の開発者向けドキュメントやAPI体験の向上に携わった経験を持つ。その経験が「エンジニアにとって使いやすいドキュメントツール」というEraserのコンセプトに反映されている。
- 国籍: アメリカ合衆国(韓国系アメリカ人)
- その他の主要メンバー: 小規模な精鋭チームのため、詳細な取締役名簿は公開されていないが、主にStripe、Google、Palantirなどのテック企業出身のエンジニアで構成されている。
