ClickUp Whiteboards
1. サービス概要
ClickUp Whiteboards(クリックアップ・ホワイトボード)は、プロジェクト管理プラットフォーム「ClickUp」内で提供されるバーチャルホワイトボードサービスです。チームがリアルタイムでアイデアを視覚化し、ブレインストーミングやフローチャート作成、プロジェクト計画を行うためのデジタルキャンバスとして機能します。
- 主な機能:
- リアルタイム共同編集: 複数のユーザーが同時に描画、テキスト入力、付箋の貼り付けが可能。
- ClickUpエコシステムとの統合: ホワイトボード上のオブジェクトを直接「タスク」や「ドキュメント」に変換したり、既存のタスクをボード上に配置してワークフローを視覚化したりできます。
- 描画ツール: フリーハンド描画、形状(図形)、コネクタ(矢印)、付箋、画像のアップロード。
- テンプレート: ロードマップ、マインドマップ、カンバン、SWOT分析などのプリセットテンプレート。
- ユーザー数: ClickUp全体で2,000万人以上(2026年時点の最新データに基づく)。
- 対応プラットフォーム: Webブラウザ、デスクトップアプリ(Windows, macOS, Linux)、モバイルアプリ(iOS, Android)。
2. 使用している技術スタック
ClickUp Whiteboards は、パフォーマンスと応答性を向上させるためにアーキテクチャの刷新を行っており、以下の技術が使用されていることが公開されています。
- フロントエンド: React, TypeScript, Canvas API(描画エンジンとして tldraw SDK を採用し、無限キャンバスの実装を強化)。
- バックエンド/API: Node.js, ExpressJS, Ruby on Rails, Ruby.
- データ管理・リアルタイム通信: PostgreSQL (SQL), Redis, Socket.io (リアルタイム同期用), RxJS, Redux.
- インフラ・その他: AWS (Amazon Web Services), Sass (CSS), Git.
3. 会社概要
- 運営会社名: ClickUp, Inc.
- 設立年: 2017年(前身のプロジェクト開始は2016年)。
- 本社所在地: 350 Tenth Avenue, 5th Floor, San Diego, CA 92101, USA(アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンディエゴ)。
- 従業員数: 約1,000名(2025年〜2026年時点の推定値)。
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
- 沿革:
- 2017年: Zeb Evans と Alex Yurkowski により設立。当初は社内用ツールとして開発。
- 2020年: 本社をサンフランシスコからサンディエゴに移転。シリーズAで3,500万ドルを調達。
- 2021年: シリーズCで4億ドルを調達し、評価額が40億ドル(ユニコーン企業)に到達。アイルランド(ダブリン)とオーストラリア(シドニー)に国際拠点を開設。
- 2022年: 統合検索ツール「Slapdash」を買収。「Whiteboards」機能を正式リリース。
- 2023年〜2024年: 「ClickUp Brain」などのAI機能を統合。
- 資本構成: 非上場(プライベートカンパニー)。主な投資家は Andreessen Horowitz (a16z), Tiger Global Management, Lightspeed Venture Partners, Meritech Capital Partners, Craft Ventures, Georgian。
- 国籍: アメリカ合衆国。
- 役員情報:
- Zeb Evans (CEO / 共同創業者): アメリカ国籍。以前はソーシャルメディアマーケティング会社など複数のスタートアップを創業したシリアルアントレプレナー。
- Alex Yurkowski (CTO / 共同創業者): アメリカ国籍。Zeb Evans と共に ClickUp の技術基盤を構築。
- Shailesh Rao (COO / 最高執行責任者): Google や Twitter の幹部を歴任したキャリアを持つ。
- Gwen Murphy (CFO / 最高財務責任者): 財務戦略を担当。
