Standard Notes
公式サイト1. サービス概要
Standard Notesは、オープンソースのエンドツーエンド暗号化ノートアプリケーションである。プライバシーとセキュリティを最優先に設計されており、すべてのノートはデフォルトでエンドツーエンド暗号化される。シンプルなインターフェースでありながら、エディタ拡張機能(マークダウン、リッチテキスト、コードエディタ等)により多様な用途に対応する。クロスプラットフォームで動作し、自動同期によりすべてのデバイスでシームレスにノートにアクセスできる。100年後もノートにアクセスできることを目標とした長期保存性を重視した設計が特徴。
2. 使用している技術スタック
- フロントエンド: React、TypeScript
- モバイル: React Native
- デスクトップ: Electron
- バックエンド: Ruby on Rails(Syncing Server)
- 暗号化: XChaCha20-Poly1305、Argon2(鍵導出)
- データベース: MySQL/PostgreSQL(サーバー側)
- 同期プロトコル: Standard Notes Protocol(独自プロトコル)
- ライセンス: AGPL-3.0
- リポジトリ: GitHub(standardnotes/app)
- 対応プラットフォーム: Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Web
3. 会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Standard Notes(Standard Notes Ltd.) |
| 設立年 | 2016年 |
| 本社所在地 | アメリカ合衆国 |
| CEO | Mo Bitar |
| 事業内容 | エンドツーエンド暗号化ノートアプリの開発・運営 |
| ライセンス | AGPL-3.0 |
| ビジネスモデル | フリーミアム(無料版 + 有料サブスクリプション) |
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
沿革
- 2016年: Mo Bitarにより開発が開始。プライバシーとセキュリティを最優先に設計されたノートアプリとしてスタート。
- 2017年: エンドツーエンド暗号化機能を搭載した最初のバージョンをリリース。クロスプラットフォーム対応を開始。
- 2018年: エディタ拡張機能システムを導入。マークダウンエディタ、コードエディタなどの拡張が利用可能に。有料プラン(Extended)を開始。
- 2019年: ファイル添付機能、タグのネスト機能などを追加。セルフホスティング対応を強化。
- 2020年: Listed(ブログ公開プラットフォーム)を統合。プライバシー重視のブログ投稿が可能に。
- 2021年: UIの大幅リニューアル。Super Editor(ブロックエディタ)の開発が開始。
- 2022年: Proton AG(ProtonMail運営会社)による買収が発表される。Protonのプライバシーエコシステムに組み込まれる。
- 2023年: Protonファミリーの一員として開発が継続。Super Editorの正式リリース。
- 2024年: Protonエコシステムとの統合が深化。機能強化とパフォーマンス改善が継続。
資本構成
2022年にProton AG(スイス・ジュネーブ本拠)に買収された。それ以前は独立したブートストラップ企業として運営されており、外部からのベンチャーキャピタル投資は受けず、サブスクリプション収益で運営していた。
国籍
- 法人: アメリカ合衆国(買収後はProton AGの傘下、スイス)
- 創業者: Mo Bitar(アメリカ)
- 親会社: Proton AG(スイス・ジュネーブ)
役員情報
| 役職 | 氏名 | 備考 |
|---|---|---|
| 創業者 | Mo Bitar | Standard Notesの創設者。プライバシーとセキュリティを重視したノートアプリの先駆者。2022年にProtonに売却後も開発に関与 |
