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McLEAR インフォグラフィック

1. サービス概要

McLEAR(マクレア)は、世界で初めて非接触決済対応のスマートリングを開発したイギリス発のウェアラブルデバイス・サービスです。

  • 主な機能:
  • 非接触決済: NFC(近距離無線通信)技術を搭載し、VisaやMastercardの加盟店で指輪をかざすだけで支払いが可能。
  • RingPayアプリ連携: 専用アプリで残高チャージ(自動チャージ対応)、利用履歴の確認、紛失時の即時利用停止(フリーズ機能)が可能。
  • 健康・フィットネス管理(旧モデル/NFC Ring等): 初期のNFC Ringではドアロックの解除や情報の共有機能が中心でしたが、現在の主力サービス「RingPay」は決済に特化しています。
  • バッテリーレス: 充電が一切不要な設計となっており、メンテナンスフリーで使用可能です。
  • ユーザー数: 製造実績として35万本以上のリングを生産。
  • 対応プラットフォーム: iOS、Android(専用アプリ「RingPay」を提供)。

2. 使用している技術スタック

McLEARの技術スタックは、ハードウェアの素材技術と金融セキュリティ技術の融合が特徴です。

  • 通信・決済プロトコル: NFC(Near Field Communication)、EMV(ICカードの国際標準規格)準拠、VisaおよびMastercardの非接触トークナイゼーション技術。
  • ハードウェア素材: 高耐久性のジルコニアセラミック(低アレルギー性、防水・耐傷性)。
  • セキュリティ: VISAネットワーク上でのセキュア要素(Secure Element)チップ、トークン発行プラットフォーム。
  • モバイルアプリ: iOS(Swift等)、Android(Kotlin/Java等)向けのネイティブまたはハイブリッドアプリ。
  • その他: 独自の「Fist Bump(拳を合わせる動作)」による決済特許技術、アンテナ設計技術。

3. 会社概要

  • 運営会社名: McLear Limited(マクレア・リミテッド)
  • 設立年: 2012年(前身となる活動やNFC RingのKickstarter開始は2013年、会社登録は2012年11月)
  • 本社所在地: イギリス・ロンドン(Steel House, Alexander Place, 13-17 Princes Road, Richmond, London, TW10 6DQ)
  • 従業員数: 約10名〜25名程度(ソースにより2025年時点で12名〜21名との記載あり)

4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報

  • 沿革:
  • 2013年: 創業者John McLearがKickstarterで「NFC Ring」を発表し、約24万ポンドの資金調達に成功。
  • 2016年: リオデジャネイロ・オリンピックにて、Visaと提携し全選手に決済リングを提供。
  • 2018年: 日本の株式会社MTGと提携し、ブランドを本格展開。
  • 2020年: 決済・リワード機能を強化した「RingPay」サービスを開始。
  • 資本構成:
  • 主要株主には創業者のJohn McLearのほか、WordPress創業者のMatt Mullenwegが初期投資家として名を連ねています。また、日本の株式会社MTG(ReFaなどの運営企業)が戦略的パートナーシップを伴う出資を行っており、筆頭株主クラスの関与があるとされています。
  • 国籍: イギリス(英国)
  • 役員情報:
  • John McLear(創業者/Director): イギリス国籍。オープンソース活動家でもあり、Etherpad Foundationの創設者としても知られる。
  • Chris Leach(CEO/Director): イギリス国籍。2025年に退任の記録があるが、長年経営を主導。
  • Takeshi Kawada(河田剛 / Director): 日本国籍。MTGグループ出身。
  • Daniel Blondell(COO / 元Director): 2023年11月に取締役を退任。戦略的アライアンスを主導。
  • ※取締役構成にはMTG関連の日本人役員(Koji Fukuda氏など)が複数回就任・退任しており、日英合同の経営体制が取られています。