June.so
公式サイト1. サービス概要
June.soは、主にB2B SaaS企業を対象とした、製品の利用状況を可視化・分析するプロダクトアナリティクス(製品分析)サービスです。従来の複雑な解析ツールとは異なり、専門知識がなくても「誰が」「どの機能を」「どの程度使っているか」をテンプレートを用いて直感的に把握できる点が特徴です。
- 主な機能:
- テンプレートベースのダッシュボード: リテンション、アクティブユーザー(DAU/WAU/MAU)、機能の採用率(Feature Adoption)などの標準的な指標を数クリックで生成。
- アカウントレベルのアナリティクス: ユーザー個人だけでなく、企業(アカウント)単位での利用状況を分析可能。
- CRM・通知連携: 分析結果をSlack、HubSpot、Salesforceなどと同期し、特定の行動(例:解約の予兆など)があった際に通知。
- AIクエリ: 自然言語(英語)で質問するだけで、必要なデータやグラフを抽出できる「June AI」。
- ユーザー数: 数千社以上の企業が利用(2024年6月時点の公開情報では数千チームと表現)。
- 対応プラットフォーム: Web、iOS、Android(SegmentやAmplitude、PostHogなどのデータソース、または独自のSDK経由でデータを収集)。
2. 使用している技術スタック
公開されているエンジニアブログや技術情報によると、以下のスタックが採用されています。
- Frontend: React, Next.js, TypeScript, Tailwind CSS
- Backend: Node.js, TypeScript
- Database / Infrastructure: * ClickHouse: 大規模な分析クエリを高速に処理するためのメインデータベース。
- PostgreSQL: メタデータ管理用。
- AWS (Amazon Web Services): インフラ基盤。
- Redis: キャッシュ管理。
- データパイプライン: * Segment: 主要なデータ取り込みソース。
- Houseplant: 自社開発したClickHouse向けのデータベースマイグレーションツール。
3. 会社概要
- 運営会社名: June Inc.(または June.so)※2024年後半、Amplitudeにより買収されました。
- 設立年: 2020年
- 本社所在地: 米国 デラウェア州 ドーバー(1111B South Governors Avenue, Suite 6491, Dover, DE 19904) ※実質的な開発拠点はヨーロッパ(フランス・パリ等)を含むリモート体制。
- 従業員数: 約10〜15名前後(買収前の時点。少数精鋭のチームとして知られていました)。
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
- 沿革: * 2020年:Enzo Avigo氏とFerruccio Balestreri氏により設立。
- 2021年:Y Combinator(W21)に参加。
- 2021年5月:シードラウンドで200万ドルを調達。
- 2024年12月:プロダクトアナリティクス大手のAmplitudeによる買収が発表されました。
- 資本構成: * リード投資家:Point Nine Capital
- その他投資家:Y Combinator, Speedinvest, Kima Ventures, eFounders, Base Case、および複数のエンジェル投資家。
- 国籍: 米国法人(ただし、創業者はフランスやイタリア出身であり、欧州発のグローバルスタートアップとしての性格が強い)。
- 役員情報:
- Enzo Avigo (CEO / Co-founder): * キャリア:フランス出身。元Intercom、Zalando、N26のプロダクトマネージャー。
- 国籍:フランス。
- Ferruccio Balestreri (CTO / Co-founder): * キャリア:イタリア出身。元Intercomのソフトウェアエンジニア。
- 国籍:イタリア。
