1. サービス概要
ElectricSQLは、ローカルファースト(Local-first)アプリケーション向けのアクティブ-アクティブ同期レイヤーである。PostgreSQLからSQLiteへのデータ同期を実現し、クライアント側にローカルデータベース(SQLite)を配置することで、オフライン対応・低レイテンシの読み書きを可能にする。CRDT(Conflict-free Replicated Data Types)ベースの競合解決により、複数のクライアントが同時にデータを変更してもデータの一貫性を維持する。サーバーサイドのPostgreSQLとクライアントサイドのSQLiteの間で双方向同期が行われ、ネットワーク切断時もローカルで動作し続けるアプリケーションを構築できる。
2. 使用している技術スタック
- サーバーサイドDB: PostgreSQL(論理レプリケーション活用)
- クライアントサイドDB: SQLite(ローカルストレージ)
- 同期プロトコル: アクティブ-アクティブ同期(Shape-based sync)
- 競合解決: CRDTベースの自動競合解決
- 言語: Elixir(同期サーバー)、TypeScript(クライアントSDK)
- ライセンス: Apache 2.0(オープンソース)
- 対応フレームワーク: React、React Native、Expo等
3. 会社概要
| 項目 |
内容 |
| 会社名 |
ElectricSQL Ltd. |
| 設立年 |
2022年 |
| 本社所在地 |
欧州(分散チーム) |
| 業種 |
データ同期インフラ |
| 累計資金調達額 |
500万ドル以上 |
| ライセンス |
Apache 2.0 |
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
沿革
- 2022年: James Arthurにより設立。ローカルファーストアプリ向け同期レイヤーの開発を開始
- 2023年: 初期バージョンを公開。PostgreSQLからSQLiteへの双方向同期を実現。オープンソースとしてコミュニティ構築を開始
- 2024年: アーキテクチャを刷新し、「Electric Next」として新バージョンをリリース。Shape-based syncを導入し、よりシンプルで高速な同期を実現
資本構成
- ベンチャーキャピタルによるシード段階の資金調達
- オープンソース(Apache 2.0)プロジェクト
国籍
役員情報
| 役職 |
氏名 |
経歴 |
| CEO・創業者 |
James Arthur |
ローカルファーストソフトウェアの研究者・開発者 |