Brilliant Labs
公式サイト1. サービス概要
Brilliant Labs は、オープンソースのAIスマートグラス「Frame」を開発・販売するハードウェアスタートアップです。AIアシスタントを眼鏡型デバイスに統合し、日常生活において視覚的・音声的にAIと対話できる体験を提供しています。
- 主な機能:
- マルチモーダルAIアシスタント: カメラで撮影した画像をリアルタイムで解析し、物体認識、翻訳、情報検索などを実行。
- ディスプレイ表示: マイクロOLEDディスプレイを内蔵し、テキストや画像をレンズ上に表示。
- カメラ: 内蔵カメラにより、見ているものをAIに認識させることが可能。
- 音声操作: マイクとスピーカーを内蔵し、ハンズフリーでAIに質問・指示が可能。
- オープンソース: ハードウェア設計、ファームウェア、ソフトウェアのすべてがオープンソースとして公開されており、開発者が自由にカスタマイズ・拡張可能。
- Noa AI: 独自のAIプラットフォーム「Noa」を搭載し、GPT-4oやPerplexityなどの外部AIモデルとも連携。
- 対応プラットフォーム: iOS、Android(専用アプリ経由でスマートフォンと接続)。
- 価格帯: Frame は約349ドル(2024年時点)。
2. 使用している技術スタック
オープンソースリポジトリ(GitHub)および公式ドキュメントから、以下の技術要素が確認されています。
- ハードウェア:
- SoC: Nordic Semiconductor nRF52840(Bluetooth 5.3対応)。
- ディスプレイ: 640×400ピクセルのマイクロOLEDディスプレイ。
- カメラ: 720pカメラモジュール。
- FPGA: Lattice CrossLink-NX(画像処理用)。
- バッテリー: 磁気充電式リチウムポリマーバッテリー。
- ファームウェア:
- 言語: C、MicroPython、Lua。
- RTOS: Zephyr RTOS ベース。
- 通信: Bluetooth Low Energy (BLE)。
- モバイルアプリ:
- Swift (iOS)、Kotlin (Android)。
- React Native も一部使用。
- AI/バックエンド:
- Noa AIプラットフォーム: Python ベース。
- 外部AI連携: OpenAI GPT-4o、Anthropic Claude、Perplexity AI。
- 画像認識: マルチモーダルLLMによるビジョン処理。
- オープンソースライセンス: MIT License および Apache 2.0。
3. 会社概要
- 運営会社名: Brilliant Labs Pte. Ltd.(シンガポール法人)
- 設立年: 2019年
- 本社所在地: シンガポール(登記上)、アメリカ合衆国・ハワイ州ホノルル(オペレーション拠点)
- 従業員数: 約30〜50名(2024年時点の推定)
- 開発拠点: シンガポール、ホノルル、および分散型リモートチーム
4. 沿革、資本構成、国籍、役員情報
- 沿革:
- 2019年: シンガポールにて Bobak Tavangar らにより設立。AIとハードウェアの融合をビジョンに掲げる。
- 2021年: 初代製品「Monocle」(単眼型ARデバイス)を発表。オープンソースのAR開発プラットフォームとして注目を集める。
- 2023年: 第2世代製品「Frame」を発表。従来の単眼型からフルフレームの眼鏡型デザインに進化。クラウドファンディングで大きな支持を獲得。
- 2024年: Frame の量産出荷を開始。Noa AIプラットフォームを発表し、マルチモーダルAI機能を強化。
- 資本構成:
- 累計調達額は1,000万ドル以上。
- 主要投資家: Oculus VR共同創業者 Brendan Iribe、Republic Labs、その他エンジェル投資家。
- クラウドファンディング(Crowd Supply)でも資金を調達。
- 国籍: シンガポール法人。創業チームはアメリカ、東南アジアなど多国籍。
- 役員情報:
- Bobak Tavangar (CEO / 共同創業者): アメリカ国籍。ハワイ在住。ハードウェアエンジニアリングとAIのバックグラウンドを持つ。
- Raj Nakarja (CTO / 共同創業者): ハードウェアおよびFPGA設計の専門家。
